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（フランス、パリ）

全仏オープンは３０日、当地のローランギャロスでシングルス１・２回戦を行い、女子２回戦ではＪ・エナン（ベルギー）、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）の新旧チャンピオンが登場する。

全仏オープン３年連続４度目の優勝を狙うエナンはＴ・パスゼック（オーストリア）と顔を合わせる。６月１日に２５歳の誕生日を迎えるエナンは今季ツアー３勝をあげているが、２月のドバイでパスゼックと対戦し、第１セットを落とす苦戦を強いられているため、油断はできない。

３年ぶりの出場となっている２００２年優勝のセリーナは、Ｍ・セケーラ（ベネズエラ）と対戦する。セリーナは初戦、第１セットを落としたところから逆転で勝ち、グランドスラム大会１回戦の勝敗を３０勝０敗に伸ばしている。この調子で上位進出を目指したいところ。

その他のシード勢では、第４シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）がＣ・カスターノ（コロンビア）と２回戦を行う。

１回戦では第２シードのＭ・シャラポワ（ロシア）、第３シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）、地元期待の第５シードＡ・モレスモ（フランス）が登場、初戦突破を目指す。