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（フランス、パリ）

全仏オープンは２日、当地のローランギャロスで男子シングルス３回戦を行い、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）、第６シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）、第１４シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）、第１６シードのＭ・バグダティス（キプロス）がベスト１６進出をかけての試合に臨む。

Ｂ・ボルグ（スウェーデン）以来の３連覇を目指すナダルは、初の四大大会４回戦進出を目指す同胞の第２５シードＡ・モンタネス（スペイン）と対戦する。両者は２００５年にクレーコート大会で１度だけ対戦したことがあるが、そのときはナダルが6-1, 6-0で完勝している。

その他の見所としては、元王者ヒューイット対第２０シードＪ・ニエミネン（フィンランド）の試合が挙げられる。両者は過去３度対戦し、ヒューイットが３連勝しているが、２００５年のＵＳオープンではフルセットの接戦にもつれ込んでいる。ヒューイットは勝てば４回戦でナダルと激突するため、スタミナ温存のため対ニエミネン戦では短期決戦を狙ってくると予想される。
ヒューイットは今季ナダルからセットを奪った３人の選手のうちの１人で、ハンブルグ・マスターズでは、第１セットを先取しながら6-2, 3-6, 5-7で逆転負けを喫している。

昨年ベスト８のジョコビッチは地元フランスのＯ・パシャンス（フランス）と、バグダティスはＪ・ハジェク（チェコ共和国）と対戦する。

そのほか、クレー巧者の第１２シードＤ・フェレール（スペイン）が同胞のＦ・ベルダスコ（スペイン）と、元全仏王者の第２３シードＣ・モーヤ（スペイン）がＪ・ブルゼジッキ（アルゼンチン）と、地元期待のＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が好調Ｉ・アンドレエフ（ロシア）を対戦する。ベテランＪ・ビョークマン（スウェーデン）はＯ・エルナンデス（スペイン）と戦う。