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(フランス、パリ)
全仏オープンは9日、女子シングルス決勝を行い、第1シードのJ・エナン(ベルギー)が第7シードのA・イバノビッチ(セルビア)を6-1, 6-2で下し、3年連続4度目の優勝を果たした。全仏オープンでの女子の3連覇は、1992年のM・セレス(アメリカ)以来のこと。
この試合は、現女王と女王候補の激突ということで非常に注目が集まったが、その期待に応えてイバノビッチがエナンのゲームをブレイクして幕を開けた。イバノビッチは第2ゲームでも40−0と先行したが、ここからエナンの逆襲が始まった。まず、このゲームをブレイクバックすると6ゲーム連取で第1セットを先取。第2セットでもイバノビッチの第1ゲームを破ると、その後もリードを保って、最後はラブゲームでキープして、3連覇を決めた。
初の四大大会決勝に臨んだイバノビッチは、緊張のためファーストサーブが50パーセントしか決まらず、ダブルフォールトを5本も犯して、自分のゲームを展開できずに終わった。
1時間5分で勝利を決めたエナンは、全仏オープンでは35セット連取で、優勝賞金100万ユーロ(約1億6400万円)を手にした。
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