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（イギリス、バーミンガム）

ウィンブルドン前哨戦のＤＦＳクラシック（賞金総額２０万ドル、ティア３）では、シングルス２回戦に第３シードのＤ・ハンチュコバ（スロバキア）と第４シードのＮ・リー（中国）が登場し、揃って３回戦進出を決めた。日本期待の若手森田あゆみ（日本）も１回戦を突破した。

２００２年ウィンブルドン８強のハンチュコバは、Ｏ・ゴボルツォバを6-2, 6-4と危なげなく退けて３回戦へ駒を進めた。また、昨年ウィンブルドン・ベスト８のリーは、Ｙ・シュウェドワ（ロシア）に4-6, 6-2, 6-0と逆転で勝利を収めた。「芝ではボールのバウンドが低くて、いつもとは違う動きが必要。今年は去年以上にいい結果を出したい。」と、意気込みを見せる。

その他の２回戦では、第１５シードのＥ・ダニリドー（ギリシア）がＣ・デラクア（オーストラリア）を6-4, 6-4で、第１６シードのＭ・キリレンコ（ロシア）がＮ・デシー（フランス）を5-7, 6-2, 6-0の逆転で下し、それぞれ３回戦へ駒を進めた。しかし、第１２シードのＡ・ラドワンスカ（ポーランド）はベテランのＥ・リホフツェーワ（ロシア）に5-7, 6-7(4-7)で敗れた。

日本期待の若手で予選から勝ち上がって本戦入りした森田は、この日１回戦を行い、ベテランのＪ・クレイバス（アメリカ）を6-4, 6-1のストレートで退け２回戦進出を決めた。次は練習を共にしている日本のエース杉山愛（日本）との対戦となり、水曜日に試合が行われる。

昨年準優勝のＪ・ジャクソン（アメリカ）が１回戦に登場したが、Ｙ・チャン（台湾）に3-6, 1-6で敗れ、早くも大会を後にした。昨年はＭ・シャラポワ（ロシア）を下しての決勝進出だった。

トップシードのシャラポワは水曜日の２回戦で、予選から勝ち上がったＬ・オスターロウ（アメリカ）と対戦する。