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（ドイツ、ハーレ）

ゲリー・ウェバー・オープン（賞金総額680,250ユーロ）は火曜日１回戦が行われ、第５シードＲ・ガスケ（フランス）、第７シードＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）らが敗れる波乱があった。第２シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）は２回戦へ進んだ。

Ａ・クレシ（パキスタン）と対戦したガスケは、6-7(8-10), 4-6で足元をすくわれ、初戦敗退となった。「特にプレーが悪かったとは思わないが、大事なポイントを相手に奪われた。」と、悔しさをにじませた。
２００２年ウィンブルドン準優勝のナルバンディアンは、Ｍ・ジケル（フランス）と対戦したが、サーブに苦しんだ結果7-5, 2-6, 4-6で逆転負けを喫した。「全仏の直後だけに、芝のプレーはいつも調整が難しい。」と、ナルバンディアンは肩を落とした。

今大会はトップシードで出場予定だったＲ・フェデラー（スイス）が、全仏オープン決勝後に欠場を表明したため、実質最高シードとなったダビデンコは、Ｊ・メルツァー（オーストリア）に7-6 (8-6), 4-6, 6-2で競り勝った。第３セットでは目にボールを当てるハプニングがあり、その経過が気になるところ。試合では、第１セットのタイブレークで1-5と追いやられたところから挽回するなど粘りを見せた。

フェデラーの補欠で急遽出場することとなったＡ・パベル（ルーマニア）は、Ｏ・ロクス（ベルギー）を6-3, 7-6 (7-5)で倒し、２回戦進出を決めた。