男子テニスで元世界ランク3位のギジェルモ・コリア(アルゼンチン)が、摂取したビタミン剤にステロイドが入っていたためドーピング違反による出場停止処分を受けたとして、米国の食品会社を相手に名誉回復と1000万ドル(約12億円)以上の慰謝料を求める訴えを米ニュージャージー州の裁判所に起こした。公判は18日に始まる。
コリアは2001年にステロイドが検出されたが、弁護士によるとビタミン剤からステロイドが検出された。このため2年間の出場停止処分は7カ月に短縮された。(AP=共同)
(2007年6月13日16時26分)