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(クロアチア、ウマグ)
クロアチア・オープン(賞金総額48万8千ドル、クレー)は日曜日に決勝を行い、第6シードのC・モーヤ(スペイン)がノーシードから勝ちあがったA・パベル(ルーマニア)を6-4, 6-2で下し、同大会4年ぶり5度目の優勝を飾った。また優勝賞金7万7千ドルを獲得した。
モーヤは今大会との相性は抜群で、1996年と2001〜2003年に優勝し、2005年にも決勝に進出し、G・コリア(アルゼンチン)に敗れて準優勝だった。モーヤのツアー優勝は昨年のブエノスアイレスの大会以来で、これでモーヤはツアー20勝目のメモリアル優勝となった。今季はシドニーとアカプルコの大会で準優勝を飾っている。
世界ランク20位のモーヤは、この日の決勝では9本のサービスエースを決め、第1サーブが入った場合、82%のポイントを獲得した。
また今年は決勝を含め1セットも落とさず、1試合の最大失ゲーム数も9ゲーム以下と安定した戦いを見せた。最も苦しんだ試合は金曜日の準々決勝だが、第4シードの同胞D・フェレール(スペイン)を7-5, 6-4で振り切った。
一方敗れたパベルは、準決勝で今大会の台風の目となった予選勝者のV・トロイキ(セルビア)を6-3, 6-3で下して今季初の決勝進出を果たしていたが、モーヤの強力なサービスの前に屈した。
パベルは金曜日の準々決勝で第7シードのF・ボランドリ(イタリア)を1セットダウンから下していたが、決勝ではその幸運は再び起こらず、第2セットを30分強で落すと、静かに会場を後にした。
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