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（カナダ、トロント）

ＡＴＰマスターズ・シリーズのロジャース・マスターズ（賞金総額２４５万ドル、ハード）は５日、当地のユニプリックス・スタジアムで開幕し、日本勢では添田豪（日本）と錦織圭（日本）が予選に登場したが、それぞれストレートで敗れ、初戦敗退に終わった。

添田は予選第９シードのＲ・ハース（オランダ）に0-6, 6-7(4-7)で敗れ、バンクーバー・オープンに続き２連敗となった。
先月インディアナポリスでベスト８に進出し、先週のワシントンＤＣの大会でも初戦突破を果たした錦織だが、ワイルドカードで臨んだ今回の予選では、予選第６シードのＴ・ガバシュビリ（ロシア）に4-6, 2-6で敗れ、３大会連続の本選入りはならなかった。ガバシュビリは先週の１回戦で勝利した相手だった。

その他、この日は本選の１回戦も行われ、怪我からの復活を目指す元世界４位のＮ・キーファー（ドイツ）が、インディアナポリスで優勝したばかりのＤ・ツルスノフ（ロシア）に1-6, 6-4, 6-3で逆転勝ちした。また、Ａ・クレマン（フランス）がＰ・ベスター（カナダ）にに7-6 (7-2), 6-2で、Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国）がＪ・ビョークマン（スウェーデン）に6-4, 6-1でそれぞれストレート勝ちした。

また、ダブルスではＦ・ゴンサレス（チリ）／Ｉ・リュビチッチ（クロアチア）組が、Ｊ・ブレーク（アメリカ）／Ｊ・マレー（英国）組に6-7(3-7), 6-3 10-8（マッチ・タイブレーク）で勝利し、２回戦に駒を進めた。

今大会には世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）、同２位のＲ・ナダル（スペイン）のほか、ＵＳオープンに向けて上位選手がこぞって出場している。