（カナダ、トロント）
ロジャーズ・カップ（賞金総額１３４万ドル、ハード）は１４日、シングルス１、２回戦を行い、日本のエース杉山愛（日本）が登場したが、地元カナダのＳ・デュボワ（カナダ）に7-6(7-5), 4-6, 5-7で競り負け、惜しくも２回戦進出を逃した。杉山は昨年３回戦まで進んでいた。
杉山はＵＳオープンに向けて調子を上げていきたいところだったが、この日は今季サーキット大会２勝を挙げているデュボワを相手に、７本のダブルフォールトを犯すなど、サービスに安定性を欠いた。
また杉山のダブルスパートナーである第１４シードのＫ・シュレボトニック（スロベニア）も２回戦に登場したが、Ｓ・ポン（中国）と対戦中に、1-6, 2-4とリードされた時点で途中棄権となっている。ポンは９本のサービスエースを決めるなど、サービスで主導権を握っていた。
その他の２回戦では、第１１シードのＳ・ペア（イスラエル）がＴ・ガルビン（イタリア）に6-3, 6-2で快勝した。
また１回戦では、第１３シードのＳ・バンマー（オーストリア）がＥ・ロワ（フランス）に6-1, 6-2で圧勝したが、第１５シードのＡ・ボンダレンコ（ウクライナ）は、Ｍ・カメリン（イタリア）に4-6, 3-6で敗れた。好調Ｍ・キリレンコ（ロシア）もＭ・ミュラー（ドイツ）に6-1, 6-3で勝利している。
その他の既に終了した試合の結果は以下のとおり。
Ａ・クレパック（スロベニア） ○-× Ｍ・トゥ（アメリカ）, 6-3, 6-1
Ｎ・デシー（フランス） ○-× Ｅ・ガリアルディ（スイス）, 6-4, 7-5
Ｅ・ダニリドー（ギリシア） ○-× Ｇ・ドゥルコ（アルゼンチン）, 6-2, 6-3
Ｖ・ラッツァーノ（フランス） ○-× Ａ・レザイ（フランス）, 6-4, 4-6, 6-3
Ｍ・ショーネシー（アメリカ） ○-× Ｍ・サンタンジェロ（イタリア）, 6-4, 7-6 (7-3)
Ａ・ウズニアッキ（カナダ） ○-× Ａ・ロディオノワ（ロシア）, 6-4, 5-0, 途中棄権
（2007年8月15日8時11分）
