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（カナダ、トロント）

ロジャーズ・カップ（賞金総額１３４万ドル、ティア１）は、現地１７日シングルス準々決勝が行われ、トップシードのＪ・エナン（ベルギー）が第６シードＮ・ペトロワ（ロシア）を7-6 (7-4), 6-3で下して準決勝進出を決めるなど４強が出揃った。

第１セットはペトロワが先にブレークを奪うなどリードして始まったが、次第に調子を上げるエナンを抑えることができず、通算成績も２勝１１敗となった。
エナンは今大会では２００３年に優勝、２００５年に準優勝している。

準決勝の相手は世界ランキング１６９位のヤン・ツー（中国）。ヤンは、この日Ｍ・バルトリ（フランス）と準々決勝を行ったが、6-2, 3-0となったところでバルトリが途中棄権した。ヤンは２回戦でも第４シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）をストレートで倒すなど、今大会活躍を見せている。

もう一方のドローの山では、今季５度目の優勝を狙う第２シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）がＶ・ラッツァーノ（フランス）を7-5, 6-2で下して４強入りしている。また、第１２シードのＴ・ゴロバン（フランス）が第３シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）に2-6, 7-5, 6-1で競り勝ち、準決勝へ進んだ。