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（カナダ、トロント）

ロジャーズ・カップ（賞金総額１３４万ドル）は、現地１８日シングルス準決勝を行い、トップシードのＪ・エナン（ベルギー）が予選上がりのヤン・ツー（中国）を6-3, 6-0で一蹴、また第２シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）がＴ・ゴロバン（フランス）を5-7, 6-3, 6-2で退けてそれぞれ決勝進出を決めた。

エナンは今大会がウィンブルドン準決勝でＭ・バルトリ（フランス）に敗れて以来の大会出場だが、そのブランクを感じさせない安定したプレーでこれまで１セットも落とさずに勝ちあがっている。今季通算でも４２勝４敗とダントツの強さを見せており、これが１０回目の大会出場で、うち７回目の決勝進出、６つ目のタイトルを狙う。
ヤンは今季初の準決勝進出で、エナンとは初顔合わせだった。

ヤンコビッチも今季は絶好調で、これが７回目の決勝進出となり、５度目の優勝を狙う。
ただ、エナンとは相性が悪く、通算でも０勝６敗とまだ勝ち星がない。