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USオープンの本戦ドローが発表に

(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)

来週月曜から開幕するUSオープン本戦のドローが水曜日に発表になった。男子では特に大会4連覇を狙うR・フェデラー(スイス)に注目が集まるところだが、厳しいドロー内容で、警戒が必要なようだ。

これまで11個のグランドスラム・タイトルを獲得し、今大会もトップシードで臨むフェデラーは、1回戦〜2回戦と予選を勝ち上がった選手との対戦となる。しかし3回戦には順当に行くと第26シードのJ・ニエミネン(フィンランド)との対戦が濃厚。シード勢が勝ち上がることを想定するとフェデラーは、2週目に入りまず第13シードのR・ガスケ(フランス)と対戦し、それに勝利するとA・ロディック(アメリカ)との準々決勝、さらに勝ち上がると第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)と準決勝を行うこととなる。その他、第6シードのJ・ブレーク(アメリカ)などもこちらのドローにいる。

アメリカ・デビスカップ・チームの監督であるパトリック・マッケンロー氏は、「男子のトップ・ハーフはとても厳しいドローとなっている。順当にシード勢が勝ち上がると準々決勝でフェデラーとロディックとが顔を合わせる。これは昨年の決勝戦の顔ぶれと言う、好カードが早い段階から実現する。」と、タフなドローだとコメント。「ロディックも3回戦でI・カルロビッチ(クロアチア)と言う危険な選手との対戦がある。」と、警戒が必要だと語った。

一方のボトムハーフは比較的楽なドローとなっている。
上位シードでは第2シードのR・ナダル(スペイン)と、USオープン前哨戦で大活躍し、フェデラーとナダルの両者を同じ大会で下して優勝を飾った第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)とが最も注目される選手だが、二人とも準決勝までは比較的楽に勝ち上がれそうだ。
ナダルの1回戦の相手は主催者推薦のA・ジョーンズ(オーストラリア)で、トップ選手との対戦は準々決勝での第7シードのF・ゴンサレス(チリ)まで見当たらない。第25シードのM・サフィン(ロシア)がそのゴンサレスを3回戦で立ちはだかる。ナダルにとっての最大の関門はやはりジョコビッチとの準決勝となりそうである。

女子のドローでは、昨年優勝のM・シャラポワ(ロシア)は第2シードでのエントリーで、トップシードのJ・エナン(ベルギー)、全豪オープン・チャンピオンのS・ウィリアムズ(アメリカ)、ウィンブルドン覇者のV・ウィリアムズ(アメリカ)、セルビア勢のJ・ヤンコビッチ(セルビア)A・イバノビッチ(セルビア)らとは反対のドローにおり、強敵との早いラウンドでの対戦を免れた。

かつて2度グランドスラムでの準優勝を上げ、今はテニス解説者をしているメアリー=ジョー・フェルナンデスはこう語る。「シャラポワはドローを見て大きな安堵のため息をついたに違いない。ウィンブルドンの時のように4回戦でV・ウィリアムズのような危険な選手との対戦がないんですもの。サンディエゴで優勝をしたけれど、準決勝前に怪我をしてしまった。今はそれも回復してプレーも良くなっているはずだし、彼女のドローはかなりラッキーね。」

シャラポワの初戦はR・ビンチ(イタリア)で、順当に勝ち上がると最初のシード選手との対戦は3回戦の第30シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)になりそうだ。その後、4回戦でチェコの若手N・バイディソバ(チェコ共和国)と、準々決勝で第6シードのA・チャクエタゼ(ロシア)と対戦となる。
「バイディソバと4回戦で対戦するが、彼女はウィンブルドン以降ウィルス性疾患のためコートに立っておらず、今回のUSオープンへの準備は不十分と見ている。そう考えると準々決勝の同胞対決となるチャクエタゼの方が怖い存在ではないか。しかしこれまでの両者の対戦はシャラポワの5戦全勝と負け無しなことを考えても、順当にベスト4入りするのは濃厚かと思われる。」と、フェルナンデスは続けた。

全仏オープン・チャンピオンでトップシードのエナンは先週の日曜日、トロントで自身35回目となる優勝を飾ったばかり。2003年の今大会の優勝者である彼女の初戦の相手は予選から勝ち上がった選手となる。もし彼女が昨年同様決勝戦の舞台へ勝ち進むには、第17シードのT・ゴロバン(フランス)、第15シードのD・サフィーナ(ロシア)の挑戦を退ける必要がある。順当に勝ち上がると準々決勝でセリーナとの対決が実現する。

「女子もトップ・ハーフのドローの方が、ボトム・ハーフより厳しい戦いが強いられると思われる。エナンとセリーナほどの選手が4大大会で3大会連続で準々決勝で対決するドローになるのは異例のことではないか。どちらもこのドローには喜べないでいるだろうし、エナンは確実に準々決勝でのセリーナとの対戦は快く思わないはず。」と、フェルナンデスは見ている。

第3シードのヤンコビッチは、同胞で第5シードのイバノビッチとは準々決勝で対戦が実現する。そのカードの実現にはイバノビッチが4回戦でヴィーナスを下す必要がある。
いずれにせよ、トップハーフは、激戦・混戦だけは避けられないようだ。

(2007年8月23日10時03分)
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