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ウィリアムズ姉妹が初日ナイトセッションを飾る◇USオープン

テニスの四大大会今季最終戦USオープンは27日、ニューヨークで開幕し、大会初日に男女シングルス1回戦を行った。アーサー・アシュ・スタジアムで行われたナイトセッションでは、V・ウィリアムズ(アメリカ)S・ウィリアムズ(アメリカ)がともに勝利し、それぞれ3度目の制覇に向けて幸先の良いスタートを切った。

試合前には、アフリカ系アメリカ人として50年前に初めてUSオープンを制したアルシア・ギブソンの功績を称えるセレモニーが行われた。その後、第1試合では第12シードのV・ウィリアムズがK・ナジ(ハンガリー)に6-2, 6-1で圧勝。第2試合では第8シードのS・ウィリアムズがA・クルベール(ドイツ)に6-3, 7-5で勝利し、2回戦に駒を進めた。

今季ウィンブルドンで劇的な復活優勝を遂げたヴィーナスは、最近悩まされていた膝の故障と、昨年と今年序盤を棒に振る原因となった手首の怪我の影響を微塵も感じさせないプレーを展開。わずか51分で、9回目のUSオープン初戦を突破した。

「彼女のボールは少し変わっていた。だから、ちょっと手ごたえがあったわ。少し早く走りすぎて、ボールに寄り過ぎていたような気もする。でも、2本のリターンエースで試合を始められて、興奮したわ。」と語るヴィーナスは第1ゲームをブレークした後、第2ゲームでダブルフォールトを1本犯したものの、その後の12ポイント中10ポイントを奪って、試合の主導権を握る。第5ゲームでは4度のデュースにもつれるが、最後はフォアハンドのウィナーを決めて、5−0とリードした。このゲームで冷静さを取り戻したナジが続く2ゲームを連取したが、ヴィーナスが第7ゲームで強烈なサービスウィナーを決め、第1セットを先取した。

第2セットもヴィーナスのペースで始まったが、ナジが第3ゲームをキープ。それでもヴィーナスの勢いを止めるには至らず、ヴィーナスが4ゲームを連取して、USオープン49勝目を手にした。最後はナジのダブルフォールトで試合に幕が下りた。

昨年の同大会を欠場していたヴィーナスは、今大会では上々の滑り出しと言っても過言ではない。5本のサービスエース、24本のウィナー、そして時速207キロを叩き出したサービスがそれを物語っている。

今季の全仏オープンで記録した自身の記録を塗り替えるサービス速度に関して、ヴィーナスは「全然分からなかった。意図して打ったものではないから、驚いているわ。たまたまなの。『オーケー、半分の力でコース重視で打つわ。190キロくらいね。』と言っていたとしても、そうなったかもしれない。そんなものよ。」と興奮気味に語った。

ヴィーナスの2回戦の対戦相手はI・オラル(ルーマニア)となった。

一方、セリーナは19歳の新鋭クルベールを振り切った。しかし、「練習でやってきたことをしていたら、もっと良い試合になったと思う。」と、自らの試合に厳しい評価を下した。

第1セットでは、3−3とした後にセリーナが3ゲームを連取してセットを先取。第2セットではセリーナの調子の浮き沈みが激しく、圧倒的な力を見せ付けたかと思うと、クルベールに流れを持っていかれる場面もあった。第8ゲームでは強烈なスマッシュを決めて5−3とリードしたが、続くゲームはクルベールに簡単にキープを許してしまう。

そして、第10ゲームのサービング・フォー・マッチでも、調子を上げてきたクルベールに手を焼き、5−5に追いつかれた。クルベールは第11ゲームでもナイスプレーを続け、試合は第3セットに入るかに思われたが、セリーナが元女王の底力で粘る相手を退けた。

セリーナは今夏、ウィンブルドン準々決勝で痛めた親指の治療ため、殆どの試合を欠場した。先週の前哨戦にも参加できるほど回復したと思っていたそうだが、結局は欠場を余儀なくされていた。しかし、現在はその怪我の影響は無く、10回目のUSオープンで上位進出できると考えている。
「今日は全然いいプレーが出来なかった。クレイジーな試合だった。」とコメントしたセリーナは、2回戦ではM・カメリン(イタリア)と顔を合わせる。

ヴィーナスとセリーナは、順当に勝ち上がれば準決勝で顔を合わせることになっている。

(2007年8月28日18時01分)
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