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(中国、北京)
太ももの負傷により2ヶ月間コートを去っていた元世界1位のA・モレスモ(フランス)が、今週開催のチャイナ・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)で復帰戦を行う。
モレスモは7月のフェドカップ準決勝・対イタリア戦敗北の後、怪我の治療のためにツアーを遠ざかり、USオープンも欠場。また、今季は参戦した大会の半分以上でベスト8以上に進めないなど、春先に行った虫垂炎の手術の影響もあり、不振に陥っていた。
昨年同大会でS・クズネツォワ(ロシア)に敗れ、準優勝に終わっていたモレスモは、今大会では第3シードとして上位進出を狙う。1回戦が免除されているため、初戦の2回戦ではM・ミュラー(ドイツ)とI・オラル(ルーマニア)の勝者と対戦する。
昨年覇者のクズネツォワは連覇を狙って第1シードでの登場。クズネツォワは、ニューヘイブンで優勝し、その他5大会で準優勝をおさめるなど、安定した成績を残しており、その甲斐あって現在は自己最高の世界ランク2位となっている。また、クズネツォワは先週末に行われたフェドカップ決勝、対イタリア戦にエースとして出場し、ロシアの2年ぶり3度目の優勝の立役者になっている。
今大会では、初戦でA・スピアーズとヤン・ツー(中国)の勝者と顔を合わせる。
第2シードは今季4勝をあげているJ・ヤンコビッチ(セルビア)で、第4シードはE・デメンティエワ(ロシア)となっている。また先週バリの大会でシングルス復帰戦で優勝を飾ったL・ダベンポート(アメリカ)も出場している。
大会初日の17日には、降雨のため第5シードのM・ヒンギス(スイス)の試合を含む2試合が順延となっており、唯一行われた試合では、D・チブルコワ(スロバキア)がC・ウォズニアキ(デンマーク)に6-0, 6-7 (5-7), 6-1で競り勝っている。
今大会の優勝賞金は88,265ドル。
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