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スウェーデンのヨーテボリで行われているアメリカ対スウェーデンのデビスカップ準決勝は、土曜日にダブルス1試合を行った。
初日が終わって両者1勝1敗だったが、ダブルスでは世界トップのアメリカ代表B・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組がスウェーデン代表S・アスペリン(スウェーデン)/J・ビョークマン(スウェーデン)組を7-6(13-11), 6-2, 6-3で下し、アメリカに貴重な1勝をもたらした。最終日にはリバースシングルス2試合が行われる。
これでブライアン兄弟組はデビスカップでの成績を12勝1敗とした。
スウェーデンチームのM・ウィランダー(スウェーデン)監督は、「ブライアン兄弟は世界トップのダブルスペアで、今日はそれを証明したようだ。彼らはすばらしいプレーをしていたし、とてもタフだった。サーブも素晴らしく、ボレー合戦もすべて制していた。(タイブレークとなった)第1セットを取っていれば違った結果になったかも知れないが。」と試合を振り返っていた。
日曜日のリバースシングルスでは、1試合目でアメリカ代表A・ロディック(アメリカ)がスウェーデン代表T・ヨハンソン(スウェーデン)と、2試合目でアメリカ代表J・ブレーク(アメリカ)がスウェーデン代表J・ヨハンソン(スウェーデン)と対戦する。ロディックとT・ヨハンソンの対戦成績は過去5勝0敗でロディックが大きくリードしている一方、ブレークとJ・ヨハンソンの対戦成績はJ・ヨハンソンが2勝0敗とリードしている。
モスクワで開催されているもう一つの準決勝、ドイツ対ロシアは、ドイツ代表P・ペッツシュナー(ドイツ)/A・ヴァスケ(ドイツ)組がD・ツルスノフ(ロシア)/M・ヨージニ(ロシア)組を6-3, 3-6, 7-6(7-4), 7-6(7-5)で下し、ドイツが2勝1敗とリードした。ヴァスケは第4セットで肘を痛めてしまったが、何とか勝利にこぎつけた。
試合後ヴァスケは「もう駄目かと思ったよ。肘がポキっという音がしたし、痛みもひどかった。棄権することも頭をよぎったけれど、試合を続けないといけないと思った。フィリップ(ペッツシュナー)がとてもいいプレーをしていたね。デビスカップ初出場だったけど、すばらしかった。今は勝てたことが信じられないよ。」と話していた。
昨年の覇者ロシアはこれで苦境に立たされた。日曜日のリバースシングルスではロシア代表N・ダビデンコ(ロシア)がドイツ代表T・ハース(ドイツ)と、第2試合ではロシア代表I・アンドレエフ(ロシア)がドイツ代表P・コールシュライバー(ドイツ)と顔を合わせる。
もしドイツが勝てば、1993年以来のデビスカップ決勝進出を達成する。しかしダビデンコとハースの対戦成績は3勝1敗でダビデンコがリードしている。またアンドレエフとコールシュライバーの過去の対戦では4勝0敗でアンドレエフが勝ち越しており、勝利の行方は混沌としている。
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