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　車いすテニスの世界ランキング１位、国枝慎吾（日本）（２３）が２３日まで米国のサンディエゴで行われた全米テニス協会（ＵＳＴＡ）車いす選手権の男子シングルスで優勝し、車いすテニスツアーで２００４年に確立した４大大会（スーパーシリーズ）のすべてを制覇する年間グランドスラムを初めて達成した。

　車いすテニスでは一般のテニスツアー同様、世界各地で賞金付きの大会が行われ、世界ランキングもある。４大大会は、全米のほか、１月に全豪オープン、５月にジャパン・オープン、７月に全英オープンが行われる。

　千葉県柏市在住で、麗沢大職員の国枝は、斎田悟司（日本）と組み、２００４年アテネ・パラリンピックの男子ダブルスで金メダルを獲得。その後も世界トップレベルで活躍してきた。