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(スウェーデン、ストックホルム)
ストックホルム・オープン(賞金総額68万250ユーロ、ハード)は11日、トップシードのJ・ブレーク(アメリカ)がF・ダンチェビッチ(カナダ)をわずか53分で一蹴し、6-3, 6-2で勝利を決めて準々決勝へ駒を進めた。
初戦のJ・ビョークマン(スウェーデン)戦では6-7(3-7), 7-5, 6-3と苦戦を強いられたブレークだが、この日はプレーに本来の切れが戻り、6本のサービスエースを決め、7回あったブレークチャンスを3回成功させた。
次の試合では、P・ルクザック(オーストラリア)を6-0, 6-4で退けた第6シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と対戦する。世界ランク26位のニエミネンは今大会でまだ7ゲームしか落とさない好調ぶりを見せており、今季3度目の準決勝進出を狙っている。
ブレークとニエミネンは昨年の決勝でも対戦しおり、現在ブレークが4勝0敗と対戦成績で大きくリードしている。ブレークは今季5大会で決勝へ進出し、シドニーとニューヘイブンで優勝を飾り、通算10タイトルを獲得している。一方のニエミネンは、昨年の同大会以来、決勝の舞台から遠ざかっている。
その他のシード勢では、第7シードのI・カルロビッチ(クロアチア)が試合を行う予定だったが、地元期待のJ・ヨハンソン(スウェーデン)が発熱のため試合開始前に棄権を申し入れ、戦わずしてベスト8進出を果たした。ベスト4入りをかけてM・リデルシュテッド(スウェーデン)を7-6(7-2), 3-6, 6-3で倒したA・クレマン(フランス)と対戦する。
また、元トップ10選手のM・アンチッチ(クロアチア)がB・レンクイスト(スウェーデン)を6-1, 6-3で破り、約1年ぶりの8強入りを果たした。準々決勝では、地元勢のベテラン、T・ヨハンソン(スウェーデン)と行う。ヨハンソンはM・ロドラ(フランス)を6-4, 7-6(12-10)で下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は13万5千ドル。
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