- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

（オーストリア、ウィーン）

ＢＡ−ＣＡテニス杯（賞金総額６４万２千７５０ユーロ、ハード）は１１日、シングルス２回戦を行い、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がラッキールーザーのＴ・ジブ（チェコ共和国）を6-4, 6-4で下して、順当にベスト８へ進出した。

決勝で世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）に敗れたＵＳオープン以来の大会に臨んでいるジョコビッチは、ジブとの対戦成績を３戦全勝とし、また今季の成績を６２勝１４敗とした。準々決勝では、Ｊ・メルツァー（オーストリア）を4-6, 6-3, 6-2で下した第７シードのＪ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）と顔を合わせる。

２０歳のジョコビッチは、自身が持つ６個のツアータイトルのうち４個を今年獲得しており、世界ランクも自己最高の３位として、１１月に行われるシーズン最終戦マスターズ・カップへの出場権を既に手に入れている。

ジョコビッチは順当にベスト４へ進出した場合、ディフェンディング・チャンピオンのＩ・リュビチッチ（クロアチア）と対戦する可能性が高い。今大会２連覇中のリュビチッチは、ジョコビッチとは昨年１度だけ対戦しており、その際は逆転で勝利を飾っている。リュビチッチは準々決勝ではＡ・セッピ（イタリア）と対戦する。

その他の試合では、Ｓ・ワウリンカ（スイス）が元世界３位のＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）を5-7, 6-3, 6-1の逆転で、Ｆ・ロペス（スペイン）がＳ・クーベック（オーストリア）を6-4, 3-6, 6-4で下し、８強へ名を連ねた。金曜日の準々決勝では両者が初対戦を行う。もう１つの準々決勝では、第２シードのＦ・ゴンサレス（チリ）とＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）が激突する。

今大会の優勝賞金は１８万８千４００ドル。