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ズヴォナレーワ、バクレンコが準決勝進出◇ベル・チャレンジ

(カナダ、ケベック)

ベル・チャレンジ(賞金総額17万5千ドル、インドアカーペット)は金曜日に準決勝を行い、第2シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が第8シードのO・ポウチコワ(ロシア)を6-2, 6-1で一蹴し、見事準決勝進出を決めた。

今大会第1シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が初戦で敗退し、残るシード選手の中では最高位のズヴォナレーワは、今季は4月に左手首を故障、8月末まで休養を余儀なくされていた。今大会は何とか優勝し、来年につなげたいところ。

一方ポウチコワは昨年の今大会でM・バルトリ(フランス)に敗れたものの準優勝を飾っており、2年連続の決勝進出を目論んだが、惨敗した。

また第3シードのJ・バクレンコ(ウクライナ)が第5シードのO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)と対戦、バクレンコが6-3, 6-2で圧勝し、見事準決勝進出を決めた。バクレンコは準決勝でJ・ディティ(アメリカ)と対戦する。ディティは同胞で若手期待のV・キング(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-4で退けた。

キングは2回戦でR・ボラチョーバ(チェコ共和国)を6-2, 4-6, 6-4のスコアで倒しベスト8入りを果たしていたが、ボラチョーバは1回戦でバイディソバ相手に番狂わせを演じていた。

今大会には四大大会に3度優勝した元世界1位のL・ダベンポート(アメリカ)も出場している。31歳のダベンポートは第1子を出産後6月にツアーに復帰、9月のバリの大会では復活優勝を遂げている。ダベンポートはS・フォレッツ(フランス)に6-4, 6-0で勝っており、準決勝でズヴォナレーワと顔を合わせる。

今大会の優勝賞金は2万5,840ドル。

(2007年11月3日14時30分)
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