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（スペイン、マドリッド）

女子テニスＷＴＡツアー最終戦のソニー・エリクソン・チャンピオンシップス（賞金総額３００万ドル）は６日開幕し、ラウンドロビン赤組の第６シードのＭ・シャラポワ（ロシア）と第８シードのＤ・ハンチュコバ（スロバキア）が初戦を行い、6-4, 7-5のストレートでシャラポワが接戦を制した。

２００４年覇者のシャラポワは、今年は長引く右肩の怪我のため、思うようなシーズンを送ることができず、ツアー優勝はサンディエゴでの１回に止まった。それでも、この試合では６本のサービスエースを放って勝利を手繰り寄せ、ハンチュコバとの対戦成績を６勝１敗とした。

２４歳のハンチュコバは、今大会直前のリンツで今季２度目のツアー優勝を飾って出場権を獲得していたが、５年ぶりの最終戦で白星を飾れなかった。

また、この最終試合では、赤組第２シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）と第４シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）が対戦し、イバノビッチが6-1, 4-6, 7-5で勝利した。

現在自己最高の世界ランク２位につけているクズネツォワだが、イバノビッチには３連敗となった。クズネツォワは今大会は４度目の出場で、今年はニューヘイブンで優勝し、その他５回の準優勝を上げている。

一方のイバノビッチは今大会は初出場で、今年は３度のツアー優勝、２度の準優勝を飾って、現在は世界ランク４位まで上昇している。

今大会の優勝賞金は１００万ドル。