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(日本、東京)
第82回ニッケ全日本テニス選手権は大会7日目の17日、女子シングルス決勝を行い、ともに初優勝を狙う第1シードの中村藍子(日本)と、第4シードの波形純理(日本)が対戦する。
中村は2004年、2006年に決勝進出したものの、2度とも準優勝に終わっており、今年は悲願の初優勝を狙う。一方の波形は初の決勝進出。ここまで単複で連戦をこなしてきており、疲労が溜まっていることは間違いないが、混合ダブルスとの2冠を目指す。
男子シングルス準決勝の最初の試合に登場する第8シードの伊藤竜馬(日本)と第11シードの權伍喜(韓国)はともに準々決勝で優勝候補を打ち倒し、波に乗っている。18歳の伊藤は3連覇を目指していた第3シードの岩渕聡(日本)をフルセットの逆転で、29歳の權は第2シードの添田豪(日本)をストレートで、それぞれ下した。
初のベスト4進出となっている伊藤は今季、フューチャーズで初優勝を飾るなど好調。一方の權は近畿大在学中に決勝進出を経験しており、念願の初優勝に向け2度目の決勝進出を狙う。
もう一つの準決勝では、1996年ー97年に連覇を飾っている第1シードの鈴木貴男(日本)と、昨年準優勝で第6シードの松井俊英(日本)が対戦する。 2002年以来5年ぶりの出場となっている鈴木は初戦こそ苦戦したものの、試合を重ねるごとに有明での試合勘を取り戻してきている。一方の松井も、まだ1セットも落としておらず、岩渕と組んだダブルスでも決勝進出を決めるなど、快進撃を続けている。
両者ともにサーブ&ボレーを得意としており、この試合は激しい空中戦が展開されるだろう。
混合ダブルス決勝では、第2シードの加藤季温(日本)/波形純理組が第3シードの黎明(アメリカ)/米村知子(日本)組と対戦する。 両ペアともに、準決勝ではフルセットの激戦を勝ち抜いており、加藤/波形組は初優勝を目指して、黎/米村組は2連覇を狙って火花を散らす。
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