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2007年テニス20大ニュース(8)◇母ダベンポート復帰

2006年に妊娠により現役引退したL・ダベンポート(アメリカ)が今年8月、母親となって女子テニスツアーに帰ってきた。復帰後はいきなり3大会で2勝し、以前と変わらぬ元女王の貫禄を発揮している。

1998年のUSオープン、1999年のウィンブルドン、2000年の全豪オープンで四大大会優勝を果たしているダベンポートは、2006年は腰の怪我で振るわず、12月には第1子を妊娠したことを発表し、続いて引退することを明らかにした。その時は「もうテニス選手としてツアーをまわることはない。夫と子供のために捧げる第2の人生に興奮している。」と語っていたが、今年に入って現役復帰を表明。初戦に選んだバリの大会については、「(2005年に優勝した)バリでまたプレーできるのが楽しみ。皆とてもフレンドリーで熱心に応援をしてくれる素晴らしい環境の大会で、復帰には最高の環境だと思う。」とコメント。

元テニス選手である夫のジョン・リーチ氏との間に授かった息子ジャガー・ジョナサン・リーチ君を6月に出産したダベンポートは、8月にはニューヘイブンの大会でL・レイモンド(アメリカ)と組んで、先にダブルスでツアー復帰。9月にはバリのコモンウェルス・バンク・テニス・クラシックで約1年ぶりのシングルスを行い、世界ランク3位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)、同12位のD・ハンチュコバ(スロバキア)らを破って、復帰戦で見事優勝を飾った。シングルス優勝は2005年のチューリッヒ・オープン以来で、世界ランク234位での優勝は史上4番目に低いランキングでのツアー優勝となった。

そして、翌週にはチャイナ・オープンに出場し、ベスト4に進出。準決勝でヤンコビッチにリベンジされたものの、「子どもを産んだ後にあのようなプレーができるなんて信じられない。私が1〜2か月怪我をして休養したら、カムバックは大変だと思うわ。彼女のプレーは彼女が偉大なチャンピオンであることを証明しているわ。」とヤンコビッチも舌を巻く快進撃を見せた。

その後1ヶ月の休養を取った後に出場した復帰3戦目のベル・チャレンジでは、ノーシードから勝ち上がり、通算53回目のツアー優勝を果たした。復帰後3大会で2勝を勝ち取ったダベンポートは、引退中に下がっていたランキングを約3ヶ月で72位まで引き上げ、15年連続で年間ランキングトップ100入りに成功した(昨年は25位だった)。

復帰前には、2008年は回数は限られるもののメジャーな大会にも挑戦し、北京オリンピックへの出場を希望しているとも伝えられており、来年もダベンポートのママさんパワーが炸裂することに期待したい。

(2007年12月18日16時49分)
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