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アジアで行われている男子テニス開幕戦のチェンナイ・オープン(インド・チェンナイ、賞金総額43万6千ドル)は大会初日の31日、昨年チャンピオンのX・マリス(ベルギー)がG・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-4, 6-3のストレートで下し、連覇へ1歩前進した。
マリスは昨シーズン、右手首を痛めて僅か5大会に出場したに止まったため、現在の世界ランクは112位まで下がっている。今大会は決勝までに第2シードM・バグダティス(キプロス)とヨージニが立ちはだかる厳しいドローとなっている。
第4シードのM・ヨージニ(ロシア)はJ・バネック(チェコ共和国)を6-3, 6-2で退け、危なげない勝ち上がりを見せた。第6シードのJ・メルツァー(オーストリア)もP・カプデビル(チリ)を6-2, 6-4で下し、2回戦へ進んだ。その他F・セラ(フランス)、E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)が勝ち上がった。
今大会のトップシードは世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)で、上位15選手中唯一出場となっている。昨年もトップシードとして臨んだが、準決勝で優勝したマリスに敗れていた。
20歳のナダルは昨年、全仏オープン3連覇を含め6大会で優勝を飾り、シングルスの成績は70勝15敗と、一向に勢いが収まる様子はなかった。ツアー23回の優勝を誇るナダルは、2005年7月以降、王者R・フェデラー(スイス)に次ぐ世界2位の座を守り続け、男子テニス2大勢力を築き続けている。
現在世界ランク16位のバグダティスは、年間ランキングを2年連続のトップ20で終えた。22歳のバグダティスは、昨年はザグレブで自身2度目の優勝を果たし、そのほか2度の準優勝を飾るなど、キャリア最高のシングルス48勝を上げた。
ランキング19位のヨージニも2007年は自己ベストとなる50勝を記録し、ロッテルダムで自身3回目のツアータイトルを獲得している。
今大会の優勝賞金は6万8千800ドル。
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