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テニスの男女子混合国別対抗戦のホップマン・カップ（オーストラリア、パース）は、現地金曜日決勝が行われ、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）＆Ｍ・フィッシュ（アメリカ）のアメリカ組がＪ・ヤンコビッチ（セルビア）＆Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）のセルビア組を2-1で下し、見事優勝を果たした。

水曜日に傷めた脚の影響で、ヤンコビッチはセリーナとのシングルスを棄権したため、まずはアメリカが1-0とリードした。
ジョコビッチも背中や肩を痛めるなど悪状況が続いたが、それを何とか克服し、続くフィッシュとのシングルスで6-2, 6-7 (4-7), 7-6(7-4)で競り勝ち、結果をダブルスへと持ち込んだ。
「決勝まで来れたのはジョコビッチのおかげ。とても感謝している。」と語るヤンコビッチもこうなるとさすがにじっとしていられず、脚に包帯を巻いてコートへ登場、その意気込みもあり第１セットは4-1とリードした。しかしその後徐々に失速し、結局7-6 (7-5), 6-2でアメリカが勝った。アメリカは今大会2006年に次ぐ５度目の優勝。

「フィッシュのビッグ・サーブは見ていてすごかったわ。」とセリーナはパートナーを賞賛した。
今大会へはセリーナの到着が遅れたため、代わってＭ・ショーネシー（アメリカ）がインドとの第１戦に出場していた。
「彼女の功績は忘れてはいけないと、セリーナと二人で話していたところだ。」とフィッシュはショーネシーをねぎらった。実は公式な声明はないが、ショーネシーは膝を痛め、しばらく休養を余儀なくされる模様。