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全豪オープンは１４日、オーストラリアのメルボルンで開幕し、初日の男子シングルスには、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）が登場し、全豪本選初出場の予選勝者Ｖ・トロイキ（セルビア）と顔を合わせる。

２１歳のナダルは２００５年７月から世界ランク２位の座を守り続けており、昨年は全仏オープン３連覇を達成、キャリア２３勝をマークしている。全仏オープンでは昨年のベスト８が最高で、４回戦でＡ・マレー（英国）に6-7 (3-7), 6-4, 4-6, 6-3, 6-1で勝った後、準優勝したＦ・ゴンサレス（チリ）に準々決勝で敗れた。今季は開幕戦のチェンナイで決勝に進んだものの、４時間に及んだ準決勝のＣ・モーヤ（スペイン）戦の疲労が影響し、決勝でＭ・ヨージニ（ロシア）に敗れている。

また初日には、第４シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）、第６シードのＡ・ロディック（アメリカ）、第８シードのＲ・ガスケ（フランス）、第９シードのＡ・マレーが１回戦を行う。

３年連続でベスト８に進出しているダビデンコは、今季絶好調のＭ・ロドラ（フランス）と対戦する。昨年から続く八百長疑惑の渦中にいるダビデンコだが、プレーは好調で世界ランク４位を維持しており、活躍して疑惑を払拭したいところ。

昨年ベスト４のロディックは予選勝ちあがりのＬ・ドロウィー（チェコ共和国）と、昨年ベスト１６のガスケは主催者推薦枠のＮ・リンダール（オーストラリア）と、マレーは新鋭のＪＷ・ツォンガ（フランス）と顔を合わせる。