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オープン１３（フランス・マルセイユ、賞金総額７７万５千ドル）は１２日、Ａ・マレー（英国）が、全豪オープン以来初めてコートに立ち、Ｊ・ウタ-ガルング（オランダ）を6-4, 6-4のストレートで退け、全豪での嫌な思いを一掃した。

現在世界ランク１１位のマレーは、今季開幕戦のドーハでは自身４度目のタイトルを獲得し好調なスタートを切ったが、先月行われた全豪オープンでは、ＪＷ・ツォンガ（フランス）に5-7, 4-6, 6-0, 6-7(5-7)で敗れ、まさかの１回戦負けを喫した。
しかし、この日は７本のサービスエースを叩き出し、ファーストサーブでは２９本中２３本でポイントを取る危なげない展開で、世界ランク１９０位のウタ-ガルングをわずか７２分で下した。

第５シードのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）はイ・ヒュンタク（韓国）を6-4, 6-1のストレートで倒し、今大会３年連続の初戦敗退を免れた。第６シードのＭ・バグダティス（キプロス）もＡ・クレマン（フランス）を6-3, 6-4と順当に退け２回戦へ進出を決めた。

その他の勝者は、Ｎ・マウー（フランス）、Ｊ・ベネトー（フランス）、Ｔ・ガバシュビリ（ロシア）、Ｓ・ワウリンカ（スイス）。
地元フランス勢のベネトーは、Ａ・パベル（ルーマニア）との試合中、6-2, 1-0とリードしたところでパベルが腰痛のため棄権を申し入れての勝利。Ｓ・グロージャン（フランス）に3-6, 6-4, 6-4で勝ったワウリンカは、２回戦でマレーに挑む。

今大会の優勝賞金は１２万４千ドル。