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ABNアムロ・世界テニス・トーナメント(賞金総額82万4千ユーロ)は19日、シングルス1回戦を行い、第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)、第3シードのD・フェレール(スペイン)が勝利した一方、第8シードのM・バグダティス(キプロス)がフルセットで敗れた。
世界ランク4位のダビデンコは、昨年8月にソポトの大会でM・バッサロ=アルグエッロ(イタリア)と対戦中に足の負傷で棄権した際に、その試合に対するオンライン賭博でバッサロ=アルグエッロにかけ金が移動したことが不正とみなされ、八百長疑惑を受けてATPによる調査を受けている。
その疑惑を真っ向から否定しているダビデンコは、この日はJ・ヘルニチ(チェコ共和国)に試合時間1時間16分、6-3, 6-3で快勝した。今季は全豪オープンで4回戦敗退に終わったものの、ドーハの大会でベスト4に進んでおり、昨年10月の地元モスクワの大会以来の優勝を狙っている。
世界ランク5位のフェレールは、S・ボレッリ(イタリア)に6-4, 7-5でストレート勝ちし、今季初優勝に向けて好調なスタートを切った。
ワイルドカードを得て、第8シードとして出場していたバグダティスは、R・ソデルリング(スウェーデン)に3-6, 6-3, 4-6で競り負けた。ソデルリングは手首の怪我で昨年後半と今年1月を棒に振っていたが、先週はマルセイユの大会で世界ランク7位のR・ガスケ(フランス)を破ってベスト8に進むなど、復活の兆しを見せている。
その他の試合では、N・マウー(フランス)、M・ロドラ(フランス)、G・シモン(フランス)が2回戦進出を決めた。
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