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ＷＴＡツアー・ティア３大会のアビエルト・メキシコ・テルセル女子は、大会初日の２５日にシングルス１回戦が行われ、ノーシードで出場の藤原里華（日本）がＬ・ドミンゲス=リノ（スペイン）と対戦したが、5-7, 3-6で敗れて初戦敗退に終わった。

怪我の戦線離脱から昨年復帰した藤原は、約２年ぶりのＷＴＡツアー本選での白星こそならなかったが、今季はハワイのサーキット大会で優勝するなど好調で、ランキングも昨年末の２３８位から１８９位まで上げてきている。この調子で自己最高の世界ランク８４位まで復活したいところ。

その他の試合では、２００５年覇者で第１シードのＦ・ペネッタ（イタリア）がＥ・ビュチコワ（ロシア）に6-4, 6-1で快勝した。２５歳のペネッタは２週間前に行われたヴィニャデルマールの大会で自身５度目のツアー優勝を飾っている。
また、終了した試合では、Ｊ・クレイバス（アメリカ）がＲ・デ=ロス=リオス（パラグアイ）に6-2, 6-2で勝利している。

今大会のシード勢は、第１シードがペネッタ、第２シードがＡ・コルネ（フランス）、第３シードがＫ・ザコパロバ（チェコ共和国）、第４シードがＭ・ミュラー（ドイツ）、第５シードがＳ・エラーニ（イタリア）、第６シードがＹ・モイスバーガー（オーストリア）、第７シードがＫ・カネピ（エストニア）、第８シードがＥ・ガロビッツ（ルーマニア）となっている。

今大会の賞金総額は１８万ドルで、優勝賞金は２万８千７００ドル。