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セルラー・サウス・カップは29日、シングルス準決勝を行い、元女王のL・ダベンポート(アメリカ)がM・イラコビッチ(ニュージーランド)を圧倒し、今季2度目のツアー決勝進出を決めた。昨年ファイナリストのS・ペア(イスラエル)は新鋭のO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)にフルセットで屈している。
今大会第4シードのダベンポートは、予選勝ち上がりのイラコビッチを6-0, 6-3で一蹴。今季のシングルス勝敗を11勝2敗として、ツアー通算55勝目に後1勝と迫った。
「今日は全部がうまくいった気がする。終盤では彼女(イラコビッチ)がいいサーブを打ち始めたけど、勝って決勝に進めて本当に良かった。大会序盤は厳しい戦いだったけど、目の前の相手と戦わなくてはならなかったし、決勝も厳しい戦いとなるでしょう。決勝進出に興奮しているし、次は最善を尽くすだけ。」とダベンポートは語った。
また、2年連続の決勝を狙った第3シードのペアを、6-3, 3-6, 6-4で破った第5シードのゴヴォルツォバは、昨年は250位以上もランキングを上げた19歳の新鋭で、今大会でツアー初優勝を目指す。
「本当に良い気分。WTAツアー参戦2年目だし、決勝に進めたのは素晴らしいと思う。(決勝進出は)ラッキーだった思うけど、出るからにはベストを尽くす。」と話した。
今大会は、男子ATPツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権と共催で行われており、女子部門の賞金総額は17万5千ドルで、優勝賞金は2万8千ドルとなっている。
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