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テニス・チャンネル・オープン（賞金総額４３万６千ドル、アメリカ、ラスベガス）は５日、シングルス２回戦を行い、昨年覇者で第２シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）が、Ｊ・ベネトー（フランス）に3-6, 5-7で敗れた。

同大会通算４度目の優勝を狙ったヒューイットだったが、この日はサービスに精彩を欠き、試合を通してファーストサーブの成功率が４３パーセントにどどまり、ベネトーのゲームでも５本のエースを決められるなど、得意のリターンも不発。結局、両セットともに１ブレーク差で落とした。
ヒューイットは１９９９年に初の決勝進出を果たし、２０００年には初優勝を達成。２００３年には２勝目、２００６年には準優勝を収め、昨年は３勝目を手にしていた。

ツアー初優勝を狙うベネトーは準々決勝で、第８シードのＮ・キーファー（ドイツ）を6-3, 6-1で下したＳ・クエリー（アメリカ）と対戦する。

その他の試合では、第４シードのＧ・カニャス（アルゼンチン）がＣ・グシオネ（オーストラリア）に6-2, 7-5でストレート勝ち。また、第５シードのＰ・スタラーチェ（イタリア）は、Ａ・ディリック（アメリカ）に3-6, 0-3とリードされた場面で途中棄権している。