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カニャスがベスト4進出◇チャンネル・オープン

テニス・チャンネル・オープン(賞金総額43万6千ドル、アメリカ、ラスベガス)は7日、シングルス準々決勝を行い、第4シードのG・カニャス(アルゼンチン)が地元アメリカのA・ディリック(アメリカ)に6-4, 6-4で快勝し、今季初のツアー4強進出を決めた。

ベスト8に勝ち残った唯一のシード選手だった世界ランク20位のカニャスは、予選を勝ち上がってきた同126位のディリックに、1本もブレークポイントを握らせることなく、試合時間80分で退けた。

手首の怪我により、今季序盤ツアーから遠ざかっていたカニャスは、今大会が今年2大会目だが、ここまで快勝を続けている。カニャス以外のシード選手では、第1シードのF・ゴンサレス(チリ)、昨年覇者で第2シードのL・ヒューイット(オーストラリア)、第3シードのM・バグダティス(キプロス)が全員、2回戦敗退に終わる波乱に巻き込まれている。

準決勝でカニャスと対戦するのはS・クエリー(アメリカ)で、この日はJ・ベネトー(フランス)に7-5, 6-2でストレート勝ちし、対戦成績を4勝0敗に伸ばした。20歳のクエリーは、「今日は良いプレーが出来たし、全部が僕にとって良い方法に進んだ。」と話した。

もう一方の準決勝では、地元勢のR・ジネプリ(アメリカ)K・アンダーセン(南アフリカ)と対戦する。

ジネプリはE・ガルビス(ラトビア)に6-1, 6-2で圧勝し、4大会連続のベスト4進出。この日は4本のブレークチャンスを全て成功させ、53分で試合を締めくくった。
一方のアンダーセンは、E・コロレフ(ロシア)に6-2, 6-0で完勝。ここまでATPツアーで0勝2敗だったアンダーセンだが、「全てのショットが凄くいい感じだったし、全てのチャンスをものに出来た。」と好調をアピールした。

(2008年3月8日23時14分)
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