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パシフィック・ライフ・オープン（アメリカ、カリフォルニア州インディアン・ウェルズ、ＷＴＡティア１、賞金総額２１０万ドル）は現地１５日、女子シングルス２回戦を行い、世界ランキング４位のＪ・ヤンコビッチ（セルビア）や今大会過去２勝を誇るＬ・ダベンポート（アメリカ）などは順当に３回戦進出を決めた。

インディアン・ウェルズ・テニス・ガーデンはこの日も強風に悩まされる一日となったが、ヤンコビッチは主催者推薦枠のＡ・ローレ（アメリカ）に6-0, 6-2で圧勝した。
「最初の試合がいつも難しい。しかも風が強いときはさらに。そんな時こそ集中することと、足を動かすことが大事。」と、ヤンコビッチは初戦を終えた感想を述べた。
３回戦では、この後試合を行う杉山愛（日本）とＧ・アルンの勝者と対戦する。

ダベンポートはＧ・ドゥルコ（アルゼンチン）と対戦し、第１セット6-2で取った後、ドゥルコがももの痙攣を訴え棄権したための勝利となった。
「彼女は右側に動くことができなくて、棄権と聞いたときももっともだと思った。」と、ダベンポートは相手の変調振りに気がついていた様子。
ダベンポートは今大会では１９９７年、２０００年に優勝、その他４回の準優勝を遂げている。地元カリフォルニア開催でもあり、彼女のお気に入りの大会でもある。

その他、第６シードＭ・バルトリ（フランス）はＥ・ヴェスニナ（ロシア）に6-0, 6-4で、第１２シードＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）はＡ・レザイ（フランス）に6-3, 3-6, 6-3で、Ｆ・ペネッタ（イタリア）はＫ・カネピ（エストニア）に6-2, 6-1でそれぞれ勝ち３回戦へ駒を進めた。