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男女共催のパシフィック・ライフ・オープンの男子部門（マスターズ・シリーズ、賞金総額３５８万９千ドル）は現地１６日、シングルス２回戦が行われ、第６シードのＡ・ロディック（アメリカ）がＴ・ハース（ドイツ）に4-6, 4-6で敗れ、同大会では初めての２回戦敗退に終わった。

今季２勝を果たしているロディックは同大会とは相性がよく、昨年を含めて２度ベスト４に進出し、最低でも４回戦まで勝ち進んでいたが、この日はランキングこそ下げているものの元世界ランク２位のハースに各セットで１ブレークずつ奪われ、そのままストレートで敗れ去った。

一方、今季ツアー初優勝を狙う第１シードのＲ・フェデラー（スイス）は、Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン）に6-3, 6-2で勝利し、連敗を２で止めた。フェデラーは全豪オープン準決勝でＮ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れた後、復帰戦だったドバイでもＡ・マレー（英国）に手痛い敗北を喫していた。同大会でも、昨年はＧ・カニャス（アルゼンチン）に負けて、まさかの２回戦敗退に終わっていた。

その他の試合では、第７シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）、第１１シードのマレー、第１３シードのＭ・ヨージニ（ロシア）、第１５シードのＴ・ロブレド（スペイン）、第２０シードのＩ・カルロビッチ（クロアチア）、第２２シードのＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）、第２９シードのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）らが勝ち上がった。

しかし、ロディックの他にも、２回戦が初戦だったシード勢の中で敗退した選手がおり、第１２シードのＦ・ゴンサレス（チリ）がＭ・アンチッチ（クロアチア）に5-7, 6-3, 3-6で、第２５シードのＮ・アルマグロ（スペイン）がＮ・マウー（フランス）に6-7 (1-7), 2-6でそれぞれ敗れた。