アディダス早稲田フューチャーズ（賞金総額１万ドル）は２５日、単複１回戦の残りの試合が行われ、シングルスでは第５シードの本村剛一（日本）、第６シードの伊藤竜馬（日本）、石井弥起（日本）、井藤祐一（日本）が初戦突破を決めた。
ベテランの本村は、早稲田大学に在学中でワイルドカードの杉田祐一（日本）に6-2, 6-7(5-7), 6-2で競り勝った。そして２回戦では、イム・ヨンギュ（韓国）に4-6, 6-3, 6-4で逆転勝ちした井藤と顔を合わせる。
先週の亜細亜大学国際オープンで今季２度目のフューチャーズ優勝を飾った伊藤は、Ｓ・ゴウ（オーストラリア）に6-2, 7-6(7-5)でストレート勝ち。２回戦は、ワイルドカードの片山翔（日本）を6-4, 1-6, 6-1で退けた石井との日本勢対決となった。
また、先週亜細亜大学フューチャーズのダブルスを制覇した佐藤博康（日本）と近藤大生（日本）がそれぞれシングルスで登場したが、佐藤は第３シードのアン・ジェソン（韓国）に4-6, 1-6で、近藤が第７シードの權伍喜（韓国）に6-2, 5-7, 6-7(5-7)で、ともに韓国勢に敗れた。
日本勢では、吉備雄也（日本）がマッチポイントを握りながらＳ・リーシック（ドイツ）に7-5, 0-6, 5-7で敗れたほか、ラッキールーザーの喜多文明（日本）はツェー・チャン（中国）に5-7, 3-6で競り負けた。
その他のシングルスでは、先週の亜細亜大学フューチャーズで準優勝した第１シードの陳迪（台湾）が勝った一方、注目の１５歳Ｂ・トミック（オーストラリア）は初戦敗退した。
ダブルスでは２試合が行われ、伊藤/杉田のデ杯代表候補ペアが、石井/岩見亮（日本）組に6-3, 4-6, [10-1]で勝ったほか、アン/クォン・ヒョンテ（韓国）組が中国ペアに6-7(5-7), 6-3, [10-4]で逆転勝ちしている。
（2008年3月26日10時47分）
