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今週末行われる、フェド・カップのワールド・グループ準決勝で、アメリカは敵地モスクワで前年度覇者のロシアと対戦する。その布陣は、M・ブレングル(アメリカ)、V・キング(アメリカ)、L・フーバー(アメリカ)、A・ローレ(アメリカ)とトップ選手を欠き、若手主体でディフェンディング・チャンピオンに挑む。
対するロシアは、ランキング4位のS・クズネツォワ(ロシア)、同7位のA・チャクエタゼ(ロシア)に加え、同17位のD・サフィーナ(ロシア)、同44位のE・ヴェスニナ(ロシア)と、チャンピオンにふさわしいメンバーで臨む。ランキング3位のM・シャラポワ(ロシア)こそ出場しないが、十分勝算のあるメンバーを揃えた。監督のS・タルピシェフ氏率いるロシアは、ここ4年間で3度の優勝を成し遂げており、今年は5度目の優勝へ向けてインドア・クレー・コートを準備してアメリカを迎える。
2000年に17度目の優勝を上げて以来、優勝から遠ざかっているアメリカは、ランキング115位のキングが最高位。今大会2月に行われた準々決勝で勝利に貢献した元ランキング1位のL・ダベンポート(アメリカ)も出場予定だったが、今月序盤のボシュ・ロム選手権を体調不良で欠場し、回復に至らず今回は欠場となった。
ダベンポート以外に、同8位のヴィーナスと同6位のセリーナのウィリアムズ姉妹がいるアメリカだが、ヴィーナスは病気で、セリーナは先週のファミリー・サークル・カップの優勝からの休養を理由に欠場している。
アメリカの監督であるZ・ギャリソン(アメリカ)は、逆に失うものはないので、若手に期待をしたいと語る。ブレングルは現在17歳ながらランキング249位とアメリカ期待の新星。22歳のローレも現在145位ながら、昨年は自己最高位の82位まで行き、将来を期待されている。加えて、C・ブラック(ジンバブエ)と同ポイントでダブルスランキング1位になっている31歳のベテラン、フーバーのダブルスにも期待がかかる。
その他、中国とスペインが準決勝を行う。S・ポン(中国)、鄭潔(中国)、ヤン・ツー(中国)、スン・ティエンティエン(中国)の中国勢に対し、N・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)、C・スアレス・ナバロ(スペイン)、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)、A・パーラ=サントンハ(スペイン)を要したスペイン。中国は46年のフェド・カップ史上、初の決勝戦進出を狙う。スペインは1998年以来の優勝へ、決勝進出をかける。
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