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ＥＣＭプラハ・オープン（チェコ共和国、賞金総額１４万５千ドル、ティア４、クレー）は木曜日、シングルス２回戦６試合が行われ、Ｓ・ペア（イスラエル）がＴ・ピロンコバ（ブルガリア）を7-5, 6-2で下すなど、ベスト８が出揃った。

この日２１歳の誕生日だったペアは、自身へ勝利のプレゼントを贈ることができた。今季初優勝を目指し、第７シードのＫ・ザコパロバ（チェコ共和国）と準々決勝を行う。ザコパロバは、Ｖ・ドゥシェヴィナ（ロシア）を6-4, 1-6, 6-3で下しての勝ち上がり。

トップ・シードのＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）も２回戦を行う予定だったが、対戦相手で主催者推薦のＭ・リバリコバが、腰痛悪化のため試合を行うことが出来ず、労せず８強入りとなった。ズヴォナレーワは、水曜日にすでにベスト８入りを決めているＲ・ビンチ（イタリア）とベスト４入りをかけて対戦する。

その他、第３シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）は、Ｔ・プーチェック（ベラルーシ）を6-2, 6-2で、第４シードのＫ・シュレボトニック（スロベニア）もＭ・シンク（ハンガリー）を6-0, 6-2と、いずれも圧勝で下してベスト８進出を決めた。アザレンカは、水曜日に８強入りしている、主催者推薦で出場の若干１６歳Ｋ・プリスコバと、シュレボトニックはこの日、Ａ・アマンムラドワ（ウズベキスタン）を6-2, 4-6, 6-3で倒したＩ・ベネソバ（チェコ共和国）と、準々決勝で顔を合わせる。

今大会の優勝賞金は２万２千９００ドル。