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全仏オープンは大会第４日の２８日、女子シングルス２回戦を行い、第２シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）、第５シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）など、シード勢が軒並み３回戦進出を決めた。

昨年準優勝のイバノビッチは、Ｌ・サファロバ（チェコ共和国）に6-1, 6-2で圧勝。昨年決勝でＪ・エナン（ベルギー）に敗れ、今年の全豪でも決勝でＭ・シャラポワ（ロシア）に屈し、またもファイナリストに甘んじたイバノビッチは、今大会で四大大会初優勝を果たせば、シャラポワを抜いてランキング１位という栄冠をも獲得する。

２００２年覇者のセリーナは、Ｍ・ヨハンソン（フランス）に6-2, 7-5に勝利。第２セットでは３−５とリードされた後、４ゲーム連取で試合を締めくくったセリーナだが、「今日は調子が悪かった。少しガッカリしているし、練習する必要があると思う。」と試合を振り返った。

その他の２回戦の結果は以下の通り。

Ｐ・シュニーダー（スイス） (10) ○-× Ｔ・バシンスキー（スイス）, 6-4, 4-6, 6-1
Ａ・ラドワンスカ（ポーランド） (14) ○-× Ｊ・パンジック（クロアチア）, 6-2, 6-0
Ａ・コルネ（フランス） (19) vs. Ｇ・ドゥルコ（アルゼンチン）, 6-0, 4-6, 3-3, 中断
Ｃ・ウォズニアキ（デンマーク） (30) ○-× Ａ・ヤキモバ（ベラルーシ）, 6-0, 6-4
Ｅ・ロワ（フランス） ○-× Ｋ・ザコパロバ（チェコ共和国）, 6-4, 6-3