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男子テニスツアーのオルディナ・オープン（オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額３４万９０００ユーロ、芝）は１７日、シングルス２回戦が行われ、第２シードのＲ・ガスケ（フランス）が5-7, 6-7 (6-8)で、同胞のＭ・ジケル（フランス）に敗れ去る波乱が起きた。

現在世界ランク９位のガスケは、ここまで不調なシーズンを送っており、今季の成績は１３勝１２敗と低迷しているばかりか、先週のロンドンでベスト８に進出したのが、最高成績となっている。

勝利したジケルは準々決勝で、第５シードのＩ・アンドレエフ（ロシア）を6-4, 1-6, 6-1で破った、Ｊ・メルツァー（オーストリア）と対戦する。

一方、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）は、Ｍ・デラックアを6-2, 7-6 (7-3)で破り、順当にベスト８に進出した。フェレールは準々決勝で、Ｓ・ダルシス（ベルギー）に6-2, 6-4のスコアで勝利した、第６シードのＭ・アンチッチ（クロアチア）と対戦する。

アンチッチは今大会とは、２００５ー２００６年に連覇を達成するなど相性が良く、大会通算成績も１５勝２敗としている。

フェレールとアンチッチは過去、２００６年の全豪オープン３回戦で対戦しており、その時はフェレールが勝利を収めている。

今大会の優勝賞金は９万１０００ドル。