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女子テニスツアーのパイロット・ペン・テニス女子（アメリカ/ニューへイブン、賞金総額６０万ドル、ハード）は２３日、シングルス決勝を行い、ノーシードから勝ち上がったＣ・ウォズニアキ（デンマーク）が、第１シードのＡ・チャクエタゼ（ロシア）を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、今季２勝目を挙げた。

１８歳のウォズニアキは、第３シードのＭ・バルトリ（フランス）と第７シードのＡ・コルネ（フランス）の２人のシード選手を破って決勝進出しており、これで３人のシード選手から勝利を収めたことになる。「信じられない。全てがすごく速く進んでいく。私はただその瞬間を楽しんでいるだけ。いつそれが終わるか分からないわ。」

今月初めのストックホルム大会で、キャリア初タイトルを手にしていたウォズニアキは、第１セットこそ３度のブレークをチャクエタゼに許し先制されてしまうも、第２、第３セットではそれぞれ２度のブレークに成功し、優勝賞金９万５５００ドルを手に入れた。

一方、敗れたチャクエタゼは前日の準決勝で、元女王Ａ・モレスモ（フランス）からフルセット勝ちを収めての決勝進出であった。「昨日の試合から回復し切れなかった。夜遅くに試合が終わって、３セットもプレーした上に良く眠れなかった。今日の第３セットでは力が出なかった」とコメントを残した。

チャクエタゼは、ＵＳオープンでは第１０シードとして出場する予定で、１回戦では、同胞のＥ・マカロバ（ロシア）と対戦する。またウォズニアキは、主催者推薦のＡ・ローレ（アメリカ）と、１回戦で対戦する。