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男子テニスツアーのモゼール・オープン（メッツ/フランス、賞金総額３７万ユーロ、ハード）は２日、シングルス２回戦残り５試合を行い、第４シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が予選を勝ち上がったＲ・ジュアンを6-3,6-3と圧倒しベスト８入りを決めるなど、準々決勝の顔ぶれが決まった。

地元の期待を背負うマチューは、同胞対決となったジュアン戦で格の違いを見せつけ、１時間１０分で勝利を収め、今季５度目のベスト８入りを決めた。マチューは今シーズンの初優勝へ向けて、Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア）との準々決勝へ臨む。

第７シードのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）もＭ・ロドラ（フランス）を、6-7 (5-7), 6-1, 7-6 (7-0)の接戦を逆転で勝利し、準々決勝へ駒を進めた。準々決勝では、１回戦で第３シードのＮ・アルマグロ（スペイン）を下す金星を飾ったＥ・シュワンク（アルゼンチン）と対戦する。シュワンクもこの日、Ｖ・ハネスク（ルーマニア）を7-6 (8-6), 6-7 (5-7), 6-3の接戦を制しての勝ち上がり。

その他、予選勝者同士の対決となったＡ・マンナリノ（フランス）とＲ・デフェスト（南アフリカ）の一戦は、マンナリノが6-4, 7-5のストレートで倒してベスト８入りを決めた。現在世界ランク１８１位で２０歳のマンナリノは、これがＡＴＰツアー初の８強入りとなった。ベスト４進出をかけて、主催者推薦のＮ・マウー（フランス）を6-3, 7-6 (7-4)で倒した、Ｍ・ジケル（フランス）と準々決勝を行う。

今大会の優勝賞金は５万９１００ユーロ。