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2003年の全仏オープンで準優勝を果たしたM・フェルケルク(オランダ)が引退を発表した。30歳だった。
現在、世界ランク263位のフェルケルクは、近年、ケガと腺熱に悩まされており、2006年にツアーに復帰したものの、思うような成績を残せていなかった。2005年以降に四大大会に出場したのは、1回戦負けを喫した2007年の全仏だけ。
地元オランダのテレビ局のインタビューに対してフェルケルクは「ベストの状態に戻ることはないと判断した。もう少し選手生活を続けたかったけど、難しいことが分かった。」と答えた。
当時46位だったフェルケルクは、2003年の全仏で、C・モーヤ(スペイン)やG・コリア(アルゼンチン)などのクレーコート・スペシャリストを撃破し、劇的な決勝進出を果たした。
決勝では元世界王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)に1-6, 3-6, 2-6のストレートで敗れたものの、見事、準優勝の栄冠に輝いた。その結果、世界ランクも14位まで上昇していた。
フェルケルクはATPツアーで2勝しており、2003年のミラノの大会、そして2004年の地元アメルスフォールトの大会でそれぞれタイトルを手にしている。
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