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女子テニス・ツアーのASBクラシック（オークランド／ニュージーランド、賞金総額２２万ドル、ハード）は、レギュラー・ツアー開幕戦として１月５日から開幕するが、出場予定だったＫ・シュレボトニック（スロベニア）が練習中に痛めた足首の怪我のため出場を見送ることを決めた。

世界ランク２０位で２００５年の今大会覇者のシュレボトニックは、オフ・シーズン中に、２００９年に向けてトレーニングと練習をしていた最中に足首を負傷してしまい、第４シードで出場予定だった開幕戦を棄権せざるを得なくなってしまった。

その後に行われる今年最初のグランドスラムである全豪オープンへの出場も、現時点では危ぶまれる状況だと言う。

代わって本戦入りを果たしたのが、同７７位のＡ・レザイ（フランス）。２１歳のレザイは昨年の今大会では、２回戦で第７シードのＥ・ダニリドー（ギリシア）を、準々決勝では第３シードのシュレボトニックを下しそのまま決勝へ進出。決勝戦ではＬ・ダベンポート（アメリカ）に敗れはしたものの、見事準優勝を飾っていた。

同じく怪我で本戦エントリーを取り消した選手がいる。世界ランク６７位のＭ・コリツェワ（ウクライナ）。２３歳の彼女は、今大会初の本戦ストレート・インでのエントリーだったが、足首に違和感を覚え、大事を取って欠場を決めた。

２日に発表になった予選のドローには、４人の日本人選手がエントリーしている。第３シードの森田あゆみ（日本）は、Ｋ・オブライエン（英国）と、中村藍子（日本）はＫ・ウォールと、藤原里華（日本）は第５シードのＰ・マイヤと、米村知子（日本）は第７シードのＳ・デュボワ（カナダ）と１回戦で対戦する。３日に全ての１回戦が行われる。

なお、本選には主催者推薦でクルム伊達公子（日本）が出場する。