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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、賞金総額144万5000ユーロ、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、世界1位のR・ナダル(スペイン)が同13位のJW・ツォンガ(フランス)を6-4, 6-7(5-7), 6-4で振り切り、準決勝進出を決めた。1月の全豪を制したナダルは、今大会が全豪以来の大会出場となっている。
試合はナダルが第1セットを奪うと、第2セットはタイブレークに突入し、このセットはツォンガが奪い返す。
第3セットではツォンガがナダルのサービスを1度ブレークするが、意地を見せるナダルは2度のブレークに成功、リードを生かして試合に終止符を打った。試合時間は2時間40分に及んだ。
ナダルは準決勝で第5シードのG・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスはJ・ベネトー(フランス)を7-6(7-4), 6-1で倒しての4強入り。
世界4位の第2シードA・マレー(英国)は世界55位のM・ジケル(フランス)と対戦し、7-6(7-2), 4-6, 3-0とリードした時点でジケルが棄権を申し入れ、マレーの勝利が決まった。
第1セットはマレーがタイブレークの末に奪うが、第2セットはジケルが第10ゲームでブレークに成功し、このセットを奪い返す。
天王山の第3セット、マレーはこの試合初のサービスブレークを決めると、3-0とリードを重ねたが、その時点でジケルが棄権を決め、試合に終止符が打たれた。
試合後、マレーは「このような形で試合が終わるのはうれしくないね。この大会は大好きな大会の1つ。日曜日の決勝戦の電光掲示板に僕の名前があるといいなと思っているよ。」と話した。
マレーは準決勝でM・アンチッチ(クロアチア)と対戦する。アンチッチは今大会の2007年の覇者M・ヨージニ(ロシア)を6-4, 6-2で下しての勝ち上がり。
現在28位の24歳アンチッチは第1セットで1度のブレーク、第2セットでは2度のブレークを決め、試合を終始コントロールした。アンチッチは故障で低迷していたが、先週のザグレブの大会で準優勝するなど、最近は調子を上げてきている。
今大会の優勝賞金は27万7000ユーロ、優勝ポイントは500。
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