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男子テニスツアーのブラジル・オープン（ブラジル/コスタ・ド・サイペ、賞金総額５６万２５００ドル、クレー）は１４日、シングルス決勝を行い、第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）が、地元勢のＴ・ベルッチ（ブラジル）を6-3, 3-6, 6-4のフルセットで破り、見事キャリア８個目のツアータイトルを手に入れた。

今大会ここまで全ての試合をストレートで勝ち進んできた世界ランク１９位のロブレドは、第２セットこそ地元の声援を受けるベルッチに奪われてしまったものの、第３セットでは２度のブレークに成功し、今季初タイトルと優勝賞金９万ドルを手に入れた。

この日の試合は、お互いに数少ないブレークチャンスを生かし、ファイナルセットに突入すると、第６ゲームでロブレドがブレークに成功し５−２とリードする。対するベルッチも、ブレークバックに成功し、５−４と追い上げ自らのサービスゲームを迎える。

しかし第１０ゲームのブレークにロブレドが成功、試合に幕を閉じ、昨年のＮ・アルマグロ（スペイン）に続くスペイン人チャンピオンが誕生した。スペイン人選手の優勝は今回が３人目で、第１号は２００５年に優勝した、現世界王者のＲ・ナダル（スペイン）だった。

２６歳のロブレドは今回の勝利で、ツアー決勝での戦績を８勝７敗とし、昨年７月以来となるツアータイトルを手に入れた。