女子テニスツアーのファミリー・サークル・カップ（アメリカ/チャールストン、賞金総額１００万ドル、クレー）は１５日、残りのシングルス２回戦が行われ、第２シードのＶ・ウィリアムズ（アメリカ）は、Ｓ・ミルザ（インド）を6-1, 3-6, 6-2のフルセットで下し、３回戦に駒を進めた。
世界ランク５位のヴィーナスは同５位のミルザに対し、第１セットでは２度のブレークに成功、４６分であっさりと先取、第２セットでもゲームカウント３−１とリードしたが、そこからミルザに５ゲームを連取され、
このセットを逆転で落としてしまう。第２セットでヴィーナスは、１１本のブレークチャンスのうち１０本をミルザにしのがれていた。
第３セットに入ると、息を吹き返したヴィーナスがミルザのサービスゲームを４度ブレークするなどし、結局２時間２７分で勝利、地元ファンの声援に応えた。
試合後の会見でヴィーナスは「彼女が私と対戦するときは、何もリスク無しに立ち向かってくる感じがするわ。彼女と私のランキングや成績という数字を見たら、私が勝って当たり前のように見える。そのことが彼女に思い切りプレーをさせていると思うわ」とコメントした。
この他のシード勢は、第５シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）がＡ・クドリャフツェワ（ロシア）に6-3, 6-3で快勝した一方、第８シードのＰ・シュニーダー（スイス）がＥ・ヴェスニナ（ロシア）に2-6, 7-6 (7-5), 5-7で、第９シードのＡ・ウズニアッキ（カナダ）が地元勢のＭ・オーディン（アメリカ）に5-7, 0-6でそれぞれ敗れ、大会を後にしている。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｓ・ポン（中国） (10) ○-× Ａ・アマンムラドワ（ウズベキスタン）, 7-5, 2-6, 7-5
Ｖ・クツゾワ（ウクライナ） ○-× Ａ・ボンダレンコ（ウクライナ） (11), 6-4, 7-5
Ａ・ロディオノワ（ロシア） ○-× Ｂ・マテック（アメリカ） (12), 6-2, 6-4
Ｖ・ラッツァーノ（フランス） (13) ○-× Ｓ・デュボワ（カナダ）, 6-3, 7-6 (7-3)
Ｓ・リシキ（ドイツ） (16) ○-× Ｌ・ウィネレロバ, 6-4, 6-3
Ｖ・レプシェンコ（ウズベキスタン） ○-× Ｓ・ペリー（アメリカ）, 6-2, 6-3
Ｍ・シンク（ハンガリー） ○-× Ｖ・キング（アメリカ）, 6-4, 6-2
今大会の優勝賞金は１８万７８１５ドル。
（2009年4月16日11時04分）
