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女子テニスツアーのワルシャワ・オープン(ポーランド/ワルシャワ、賞金総額60万ドル、クレー)は19日、シングルス1回戦がおこなわれ、予選から勝ち上がってきたI・オラル(ルーマニア)が、J・ドキッチ(オーストラリア)6-4, 6-3のストレートで下し、2回戦に進出した。
世界ランク106位のオラルは、各セットで2度ずつのブレークに成功すると、同72位のドキッチには1度しかブレークを許さず、1時間37分で勝利した。
全仏オープンを目前とした今大会で初戦敗退してしまったドキッチは「本当に酷い試合だった。多分ここ2年間で最低のプレーだった。本当に行き当たりばったりで、ミスも多すぎたわ。」と試合を振り返った。
2002年には自己最高となる世界ランク4位を記録したドキッチは、その後4年間ほどのスランプに陥り、ランキングも617位まで落ち込んでしまう。しかし、今年年初の全豪オープンに主催者推薦で出場権を得るとベスト8に進出、見事な復活劇を見せていた。
またドキッチは、今月初めにオーズトラリアの雑誌のインタビューに応じ、若かりし頃に父親であるダミール氏から虐待を受けていたことを告白していた。現在はその父親と別居しているドキッチは、2002年にどうやって虐待から逃れることが出来たのかも同じインタビューで語っている。
この日に登場したシード陣は全て勝ち上がっており、第5シードのS・エラーニ(イタリア)がG・アーン(ハンガリー)を6-2, 1-6, 7-6 (7-2)で、第6シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)がN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)を3-6, 6-3, 6-3で、それぞれ下し2回戦に進出した。
逆転で勝利を手に入れたハンチュコバは「彼女はとても良いクレーコートプレイヤーですし、簡単な試合ではなかったので勝てて本当に嬉しいです。」とコメントした。
この他の試合の結果は以下の通り。
D・クツォバ(ベラルーシ) ○-× L・トバロスコワ, 6-4, 6-1
U・ラドワンスカ(ポーランド) ○-× M・コリツェワ(ウクライナ), 6-3, 3-6, 6-3
K・ザコパロバ(チェコ共和国) ○-× M・シンク(ハンガリー), 3-6, 6-4, 6-3
J・クレイバス(アメリカ) ○-× E・ガロビッツ(ルーマニア), 3-6, 7-5, 6-3
G・ウォスコボエワ(カザフスタン) ○-× P・メイヤー(オーストリア), 6-4, 6-1
A・ドゥルゲル ○-× A・スザトマリ, 6-3, 6-4
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
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