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女子テニスツアーのストラスブール国際（フランス/ストラスブール、賞金総額２２万ドル、クレー）は２３日、シングルス決勝が行なわれ、Ａ・レザイ（フランス）がＬ・フラデカ（チェコ共和国）を7-6 (7-2), 6-1のストレートで下し、初のツアータイトルを獲得した。

世界ランク７９位のレザイは、第１セットだけで９本ものブレークピンチを迎えたが、その内の８本をしのぎタイブレークの末に第１セットを先取すると、第２セット第２ゲームから一気に６ゲームを連取し、１時間２４分で優勝を決めた。

今大会がツアー初優勝となるレザイは、今大会で初となるフランス人のチャンピオンとしても記録されることとなった。今大会の歴代優勝者には、Ｓ・グラフ（ドイツ）、Ｊ・カプリアティ（アメリカ）、そしてＬ・ダベンポート（アメリカ）ら往年の名選手らが名を連ねている。

レザイとフラデカは共に全仏オープンに出場を予定しており、レザイはグランドスラム６０大会連続出場の杉山愛（日本）と、フラデカは予選勝者のＹ・モイスバーガー（オーストリア）と１回戦で対戦する。