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テニスのグランドスラム大会であるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は２３日、女子シングルス１回戦が行われ、日本勢から森上亜希子（日本）と中村藍子（日本）が登場したが共に敗れ、初戦突破はならなかった。

第５シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）と対戦した森上は第１セット、１度だけブレークに成功したもののクズネツォワに２度のブレークを許し、第１セットを先取されてしまう。第２セットでは粘りを見せタイブレークまで持ち込むが、最後は突き放され、3-6, 6-7 (1-7)と１時間２７分でストレート負けを喫してしまった。

この試合で森上は、３５本もの凡ミスを犯したクズネツォワに対し、わずか１８本と堅実なプレーだったものの、森上の９本に対し２６本のウィナーを決めたクズネツォワに押し切られた。

一方、予選を勝ち上がり出場を果たした中村は、Ｋ・クコバに対し第１セットを先取したが、第２セット以降で６度ものブレークを許し、6-2, 3-6, 3-6の逆転で敗れ、初戦突破はならなかった。