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セリーナ、フェデラーらがマイケルの死に哀悼の意

25日に急死した歌手のマイケル・ジャクソン。世界中がその死を悼んでいるが、プロテニス選手もその例外ではない。

女子世界ランク2位のS・ウィリアムズ(アメリカ)は金曜日にR・ビンチ(イタリア)を下して4回戦進出を決めた後、次のように語った。「このショックはとても言い表せないわ。彼(マイケル)は私にとって絶対的なスターだったの。」

セリーナは過去、何度かマイケルと会ったことがあると告白し、大ファンになったという。「彼に会えて光栄だったわ。会った誰もがマイケルに畏敬の念を抱くと思うの。私もそうだった。彼と会った時『どうしよう、どうしよう、彼がいる、彼がいる』という感じだった。彼は私にとってスター中のスターだった。」と肩を落とした。

男子世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)もマイケルの死を悲しんでる。

フェデラーは1980年代後半に地元バーゼルで開催されたマイケルのコンサート会場へ姉と出向き、外からマイケルの歌を聞いたのを覚えている。

フェデラーは「みんなとても興奮していた。彼の歌は大好きだった。音楽界にとってとても悲しい出来事。彼の歌はみんなの心を感動させたし、僕自身もそうだった。これからも彼の歌を聴き続けるつもりさ。」と語っている。

セリーナは特定の楽曲を挙げることはしなかったが、マイケルの革新性を高く評価し彼を「自分にとって史上最高のエンターテイナー」と称している。

「彼は誰もがなし得ないことを達成した。『スリラー』のビデオは今日でも史上最高傑作。それ以前もそれ以降も誰もあの域に到達していない。彼はあのビデオで新しい波をつくりだした。ダンス、歌、ビート、すべてをね。」

またセリーナは常にインターネットをチェックし、マイケル関連のニュースを追っている、と話している。

「マイケルの曲は誰もが聴いている。ビートルズ、エルビス・プレスリーのようにね。彼らはずっと私のアイドルであり、忘れることはないでしょう。マイケルが成し遂げたことは、象徴であることすら超えているわ。」

(2009年6月27日12時15分)
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