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フェデラー、ヴィーナスの6度目制覇なるか◇ウィンブルドン

第1週目を終えた、今年3大会目となるグランドスラムであるウィンブルドン。大会前に注目されていたトピックは、3回戦を終えた今となってもそれほど変わりはないようだ。

R・フェデラー(スイス)が6度目のウィンブルドン優勝を果たし、グランドスラム通算15勝目を達成するのか?

A・マレー(英国)は73年ぶりとなる地元勢のウィンブルドン優勝を果たすのか?

V・ウィリアムズ(アメリカ)が1993年のS・グラフ(ドイツ)以来と女子シングルス3連覇を達成し、通算6度目のウィンブルドン制覇となるか?

S・ウィリアムズ(アメリカ)が姉であるヴィーナスの連覇を阻止し、2003年以来3度目となる優勝を飾るのか?

今年からセンターコートに新しく設置された、閉会式の屋根が閉められた状態で試合が行われるのか?

「最近のジョークは、あの屋根を使う必要がまだないことだね。ずっと良い天気だね。」とは、過去2度の準優勝を果たしているA・ロディック(アメリカ)のコメント。

ここまでの6日間で、この天気が一番の番狂わせかもしれない。1995年が大会を通して一度も雨が降らなかった最後の年で、先週の土曜日に行われたA・マレーの試合中、小雨が降ったものの屋根を閉める必要があるとは判断されなかった。

そのマレーは「屋根の下でプレーした最初の試合として歴史に残るのは、良い事かもね。」とコメントしている。

22歳のマレーは、彼の決勝進出を期待するイギリス国民からの重圧を感じている様子はまだ見せてはいない。また彼は、英国女王であるエリザベス2世から幸運を祈る書簡を受け取っており、もしマレーが決勝に進出するようなことがあれば、女王陛下が1977年以来にウィンブルドンに訪れるのではないかという噂までもが飛び交っている。

グランドスラムで男女シングルスの4回戦が、全て2週目の月曜日に行われるのはウィンブルドンだけなっており、上位進出に向けて忙しい1日となっている。

昨年の男子シングルス覇者のR・ナダル(スペイン)は今大会を欠場しており、また2004年の女子シングルス覇者のM・シャラポワ(ロシア)は2回戦で敗退しているものの、主だった優勝候補達は勝ち残っている。

男子シングルスの4回戦では、第2シードのフェデラーと第13シードのR・ソデルリング(スウェーデン)、第3シードのマレーと第19シードのS・ワウリンカ(スイス)、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)D・セラ(イスラエル)、第6シードのロディックと第20シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)、第7シードのF・ベルダスコ(スペイン)と第22シードのI・カルロビッチ(クロアチア)、第8シードのG・シモン(フランス)J・C・フェレーロ(スペイン)、第23シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)L・ヒューイット(オーストラリア)、そして第24シードのT・ハース(ドイツ)と第29シードのI・アンドレエフ(ロシア)が対戦する。

また女子の4回戦では、第1シードのD・サフィーナ(ロシア)と第17シードのA・モレスモ(フランス)、第2シードのセリーナとD・ハンチュコバ(スロバキア)、第3シードのヴィーナスと第13シードのA・イバノビッチ(セルビア)、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)E・ヴェスニナ(ロシア)、第8シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)と第10シードのN・ペトロワ(ロシア)、第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)S・リシキ(ドイツ)、第11シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)とM・オーディン、そして第26シードのV・ラッツァーノ(フランス)F・スキアボーネ(イタリア)が対戦する。

これらの試合は6面のコートに分かれて行われる予定で「テニスファンなら良いチケットになると思うよ。センターコートに入れないとしても、グラウンドチケットで十分に楽しめるだろう。」とロディックも述べている。

フェデラーはセンターコートでソデルリングと対戦する。この試合は今季の全仏オープン決勝の再現となり、フェデラーはそこで生涯グランドスラムを達成するとともに、P・サンプラス(アメリカ)の持つグランドスラム最多勝利数に並んでいる。また、フェデラーはその勝利でソデルリングとの対戦成績を10勝0敗としている。

ソデルリングがウィンブルドン5勝を誇るフェデラーに勝利することは、ソデルリングが全仏オープンでそれまで無敗を誇っていたナダルに勝利したことと同じくらいの衝撃を与えることだろう。ソデルリングがナダルに勝利したのは、今回のフェデラーとの対戦と同じく4回戦のことだった。

ソデルリングはフェデラーとの対戦を前に「多分、同じ挑戦だね。ラファをクレーコートで倒すのは大変なように、ロジャーをグラスコートで倒すのは大変なことだ。だけど僕は1度成功しているよ。」とコメントした。

ソデルリングは今季の全仏オープンで決勝に進出するまでは、3回戦を突破したことがなかった。しかしフェデラーにとって、それは日常茶飯事といえる。

フェデラーは2004年の全仏オープンでの3回戦敗退以降、全ての大会で2週目まで勝ち残っており、その年のウィンブルドンから20大会連続で準決勝進出を果たしている。

ヒューイットはその記録を「聞いたことがない」と言っているが、それは正しい見解で、フェデラーに最も近い記録としてあるのは、10大会連続となっている。さらにフェデラーは、最近の16大会で15度の決勝進出を果たしている。トップ選手になるにつれ怪我との戦いも増えることも考えると、これは特筆に価することといえる。

ヒューイットの4回戦の相手であるシュティエパネックは、先月から左ひざに痛みを抱えており、月曜日の試合の準備のために専属医をプラハから呼び寄せている。さらにロディックは、現在その影響は見せてはいないものの、前哨戦での試合中に足首をひねっており、その試合を棄権している。

またヴィーナスは突然、2回戦に左ひざにテーピングを施した状態で登場し、周囲を心配させたもののストレート勝ちを収めた。過去5度の今大会優勝を果たしているヴィーナスは、2週間の勝ち抜くために必要なことを理解しているようだ。「私は1試合、1試合に集中して、必要なことならば何でも解決しているわ。本当に考えすぎないようにしている。1週目と2週目の戦略なんて持っていないわ。良いテニスをプレーするだけです。それが全てだと思います。」とヴィーナスは語っている。

(2009年6月29日12時00分)
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